[研究論文掲載] Keio SFC Journal
慶應義塾大学湘南藤沢学会が発刊する『KEIO SFC JOURNAL – Vol.17 No.1 2017』にオオニシタクヤ教授の論文「動物性タンパク質源である昆虫食のエネルギー的可能性-その量産を目指すデザイン手法 」が掲載されました。
要旨:2070年に到達する100億人社会において、深刻な食糧危機が予想されている。特に動物性タンパク質の供給は今日のそれの170%以上だと試算されており、環境負荷の大きな既存の畜産業や漁業だけでこれらを賄うことは困難だと言われている。そこで注目されているのが昆虫食だ。本論文では、昆虫食の中でも特にコオロギに注目し、その量産性のメリットや、飼育システムの設計過程を紹介する。ここで実践を通して紹介されるロードマップは、今後の深刻な食糧危機の備えとして有益なものであると思われる。
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